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ガソリン価格は誰が決める?

2014年は春先からどんどん値上がりして、その後は値下がり続けたガソリン価格。どのように決まっているのかご存知ですか?

実は、日本のエライ人がガソリン価格を決めているわけではありません。ガソリン価格の変動は、いろんな要因が重なった結果なのですが、主に「需要と供給のバランス」や「先物取引の投機の対象とされている」という2つの要因が関係するようです。

 

今年のガソリン価格の変動について

今年のガソリン価格の変動の大きな理由として、まず、莫大な人口を抱える中国とインドの経済成長により石油消費量が増加し、さらに、石油産出国である中東で戦争が起こったり、イラク情勢が緊迫したことによって供給量が減少したため、ガソリン価格が高騰したといわれています。

他の理由としては、2013年から続くドルベースの原油価格の上昇と円安が影響しているという説です。4月の消費税増税による消費低迷を懸念して値上げを遅らせていたものが、4月の消費税増税と共に価格が引き上げられてどんどん上昇し続けました。その後、原油価格がある程度下がり、円安で相殺されたためガソリン価格の上昇はストップしました。その後の円高でようやくガソリン価格が値下がりしたといわれています。

ガソリンとオイルマネー

日常生活に欠かせない原油は、足りなければ大金を払ってでも手に入れる必要があります。原油産出国は、潤滑な資金がもたらされ(これをオイルマネーと呼びます)、税金がゼロ!という恵まれた環境にあります。しかし、オイルマネーは原油が枯渇するまでの期間限定で手に入る資金なので、「その後」を見据えた使途が重要であるといわれています。

ガソリンにかかる税金

1ℓのガソリンにどれくらいの税金が課せられているかご存知ですか?

  • ガソリン税 53.8円/ℓ
  • 石油税 2.04円/1ℓ
  • 消費税 8%
  • さらにガソリンには輸入の段階で原油関税が課せられます

155円/1ℓのガソリン代でも、こうした税金を差し引くと86円/1ℓになります。

ガソリン税は道路整備財源に特化されていて、ガソリンにかかるその他の税金も大半が道路財源や省エネ対策などの特定財源として使用されています。

日本でも原油がとれる

実は日本でも原油が産出されていることをご存知ですか?

新潟や秋田の日本海沿岸や、青森・北海道などで産出されていますが、その量はごくわずかです。輸入に頼らざるを得ない状況は続きますので、これから先もガソリン価格の上昇・下降に一喜一憂することになりそうですね。

 


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