小原自動車工業

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2015年09月29日

小さなフィンの大きな効果

フィン

最近、テールライトやドアミラーに小さなフィンが付いている車をよく見かけます。

一見飾りにしか見えないこの小さなフィンは、水中を高速で泳ぐ魚をヒントにデザインされたといわれていて、実は、燃費向上の役割を果たしていることをご存知ですか?

車の速度・安定性・燃費向上を邪魔するのは空気抵抗です

もともと車は、安定して速く走ることを目指して、空気抵抗を軽減するべく、ボディを流線型にしたり専用パーツを装着したりして設計されてきましたが、最近は燃費向上のための研究も進められています。

車のテールライトやドアミラーについている小さなフィンが、わずかな空気の渦を起こすことで車体を安定させ、空気の流れを滑らかにし、空気抵抗を軽減させ、燃費を向上させているのです。高速走行時や一般道路でのコーナリングの際に風切り音で体感できます。

フィンがついていない車でも、自分で取り付けが可能な市販品もありますので、効果を体感してみてはいかがでしょうか。

燃費向上のポイント

高速になればなるほど車にかかる空気抵抗は増加します。

時速100キロでの走行時には、エンジン出力で得られるパワーの半分以上が空気抵抗で失われるため、燃費が非常に悪いです。そのため、高速道路ではアクセスを動かさずに時速80キロをキープすることが推奨されています。

一定速度をキープするという部分は、高速道路だけでなく一般道路も同じです。失速しないギリギリのところでアクセルを軽く踏み込んだまま走らせ、遠くの信号や渋滞を見越して早めにアクセルを放すと良いですね。

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