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2021年08月31日

パーキングブレーキかけて運転どうなる?

パーキングブレーキ(サイドブレーキ)がかかったまま走行したことありませんか?
少しの距離であれば大きな問題はありませんが長距離走るとブレーキが故障して事故につながることも!
今回はパーキングブレーキがかかったまま運転するとどうなるか、その現象と対応、そして最近のパーキングブレーキについてお伝えいたします。

パーキングブレーキの仕組み

パーキングブレーキ(サイドブレーキ)は後輪の2輪のみにかかるようになっているブレーキです。
油圧でかかるフットブレーキとは違い、直接ワイヤー等の部品を使ってかかるようになっています。
万が一オイルが漏れている場合でもちゃんと止まるように油圧を使わない仕組みになっています。

かかったまま走行すると…

まず、パネルに(!)という警告ランプが点灯したままになっています。
車種によっては警告音が出ることもあります。ブレーキをかけたままなので走行中車が重く感じます。
すぐに気が付いてパーキングブレーキを解除すれば大きな問題はありません。
しかし、ある程度距離を運転していると焦げ臭いにおいがしてきます。

これはブレーキ後輪のブレーキ機構が高温になっていることが原因で危険な状態で、先月特集した「べーパーロック現象」が発生しやすくなります。熱でブレーキオイルが沸騰し空気が入り、力がうまくブレーキに伝わらなくなります。
また、後輪のブレーキシューというフットブレーキを踏んだ時に金属を押し当ててドラムブレーキを止める部品も許容の温度を超えブレーキ性能が下がります。(後輪がブレーキパッドの場合も同じです)
簡単に言うと、ブレーキ全体が悪くなり、最悪の場合効かなくなります。 数キロ程度なら問題ないことも多いですが数十キロ以上走ってしまった場合は整備工場で点検してもらいましょう。

電動パーキングブレーキ

近年の車は運転席の横などに「電動パーキングブレーキ」ボタンが付いているものもあります。これは従来運転席横のレバーやフットブレーキの左側のペダルが電動化したもの。

従来の様に手動でパーキングブレーキをかけたり解除したりせずとも自動で操作してくれる機能。アクセルを踏むと自動で解除、エンジンを停止させると自動でかかるようになっています。また、坂道で信号待ちをしているときも自動でかけてくれるので、電動パーキングブレーキの普及率が上がってきたらパーキングブレーキをかけたまま走行…というトラブルは無くなってくると思われます。

パーキングブレーキの点検

パーキングブレーキは車検の点検項目に入っています。
規定値以上の力で止まっているか、片方だけにかかっていないかを点検しています。 また、車のオーナーが行う日常点検でも踏みしろ、引きしろを確かめることとされています。

パーキングブレーキは重要な部分。 引いたままの走行以外でも踏みしろ、引きしろがおかしいなど異変に気づいたらお近くのコバックへご相談ください。

 

コバックではお客様のお車にあわせたメンテナンスや車検を提案させていただいております!
こんな症状があるけど大丈夫かな?と疑問に思いましたら、 お近くのコバック店舗までお問い合わせください。

車検のコバック沼津店・長泉店は、
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